バレーボール男子で、先月行われたアジア大会(中国)で14年大会以来の表彰台入りとなる銅メダル獲得に貢献した日本代表セッターの深津旭弘(36)が、年齢に負けない活躍を誓った。

11日、都内で今季から移籍したVリーグ1部東京グレートベアーズ(GB)の開幕記者会見に出席。14日に開幕するリーグ戦へ向け「このチームはバレーボール界を変えられる。歴史をつくるチームになるので期待して欲しい」と、新天地での抱負を語った。

会見では顔の前に手をかざすスタイリッシュな決めポーズも披露。クラブの久保田代表から「宣材写真では捨てカットが1枚もない。昔はモデルをやっていたんじゃないか」と評されるセルフプロデュース力でも会場を沸かせてみせた。

先月まで2年連続で日の丸を付けて戦ったチーム最年長。Aチーム、Bチームと転々した代表シーズンの序盤戦は「海外遠征ばっかりだったので結構体がやばくて調子も上がらなかった」と明かし、「『年齢かな?』と思うこともあった」と振り返る。

それでも、試合に対する心身の準備を怠らず、銅メダルを獲得したネーションズリーグでは名古屋ラウンドに出場した。9月にはBチームとしてアジア大会に出場。チーム編成の都合でセッターは自身1人のみだったが、安定したトスワークでフル回転し、銅メダルに導いた。「自分次第でどうにでもなるな、と。セッター1人だったけど『まだ行けんじゃん』みたいな感覚だった」と、充実した日々を過ごした。

今季からは東京GBの一員となる。移籍のきっかけは「おもしろそうだなと思ったから」。新チームとして生まれ変わった昨シーズンは8位と苦しんだが、まったく悲観はない。同じ代表の柳田将洋とともに加入し、リーグ優勝を目標に突き進む。「勝てる可能性、勝った後の可能性も含めて夢を与えられるチームだと思う」。まだまだ“若い”深津が、東京GBに新風を吹かせる。