日本ラグビー協会(JRFU)が6日に関係団体へ通達を出し、変更が「順次適用」となっていた新用語は、大学ラグビーの日本一決定戦では使用されなかった。ボールを前に落とす反則は、長く親しまれた「ノックオン」から「ノックフォワード」へ変わることになったが、この日の大型ビジョンでは従来の名称で表示と解説があり、開始早々に起きた際は、レフェリーが「ノックオン」と声を発して、以降もそのままだった。

大学は全日程が終了。来季から「ノックフォワード」などの新用語で統一される。

最高峰のリーグワンでは11日、国内の先陣を切って適用初日を迎えていた。横浜キヤノンイーグルス(横浜)と静岡ブルーレヴズ(静岡)の一戦では、前半2分に最初のノックフォワードが発生。場内のスクリーンには「ノックフォワード ボールを前に落としてしまう反則(旧ノックオン)」と表示された。

一方、特段のテストなどはなく順次適用で公式戦に突入したため、レフェリーや実況アナウンサーが「ノックオン!」と、あまりにも慣れた旧用語を発してしまう場面もあった。

【用語変更8種】

※( )内は旧

◆トライライン(ゴールライン)

◆トライゾーン/トライエリア(インゴールエリア)

◆プレ・バインド/プレ・ボンド(ラッチ)

◆トライラインドロップアウト(ゴールラインドロップアウト)

◆イエローカード(一時退出)

◆退出/レッドカード(退場)

◆ノックフォワード(ノックオン)

◆スティール/スティーラー(ジャッカル/ジャッカラー)