バレーボール女子日本代表チーム帯同広報がお届けする「女子日本代表広報リポート」が、今年もスタートしました。坂本藍風広報が、ネーションズリーグ(VNL)から世界選手権まで代表チームに密着。舞台裏や秘話を交えながら、選手情報やトピックを不定期連載でお届けします。
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VNL第2週香港大会を2勝2敗で終え、通算成績を6勝2敗とした女子日本代表。今回はその香港大会の激動の1週間を振り返ります。
第1週のカナダ大会で4戦全勝と見事スタートダッシュを決めた日本は、帰国後すぐに練習を再開。3日間という少ない期間でしたが、ブロックやコンビの確認、サーブマシンを使ったレシーブ練習などを中心に行い、決戦の地、香港に乗り込みました。
空港に到着すると、多くのファンの出迎えを受けました。多くのファンの応援を背に戦っていることを実感。日本チームもがぜん気合が入ります。
18日の初戦はタイとの対戦でした。2セットダウンからの逆転勝利。今季初めてフルセットのゲームになりましたが、似たスタイルの国を相手に粘り強く戦い、開幕5連勝を飾りました。
最多得点は24点の和田由紀子選手。カナダ大会からピンチサーバーとしてコートに入っていた深沢めぐみ選手も、初めてサービスエースを獲得するなど躍動しました。「本当はもっと早く決めたかったけど、とれたことで自分の自信につながった」と深沢選手。今後も活躍が楽しみな若手の1人です。
20日の第2戦は世界ランキング1位のイタリアと対戦。2日連続のフルセットゲームも、無念の敗戦となりました。
今季初の黒星。最後の最後に上回られてしまいましたが、選手全員が持てる力を発揮し、チームで戦い抜いた1戦でした。
試合後の円陣、フェルハト・アクバシュ監督は「すごくいい試合だったから顔をしっかり上げていきましょう」と呼びかけました。キャプテン石川真佑選手も「チームとしてここまで戦えたことは経験につながったと思うし、自分たちにとってプラスだと思う」と、今後に向けて意味のある試合だったと強調しました。
21日の第3戦は中国戦。会場の雰囲気は、完全アウェー状態でした。そんな中でなんとか食らい付いたものの、最後まで流れを引き寄せることはできず、連敗となってしまいました。
チームには一時どんよりとしたムードが漂ったものの、最終戦の目標を、勝利して笑顔で日本に帰ることと設定。最後の試合に切り替えました。イタリア戦で代表戦初出場を成し遂げ、中国戦で相手にサーブやスパイクで狙われる中で必死にトスを上げ続けた北窓絢音選手は「守備でがんばろうと思ったけど、パスなどのミスが多かった。もっと頑張りたい」と、意気込みを話してくれました。
連戦で疲労がたまる中で迎えた、22日の最終戦チェコ戦。見事ストレートの快勝を収めました。試合後、勝って日本に帰れると安堵(あんど)した表情の選手たちを見ることができました。
激闘の香港大会を笑顔で締めくくり、7月9日に開幕するVNL第3週千葉大会をいい流れで迎えられることをとてもうれしく思います。
香港にも足を運んで見に来てくれたファンの皆さん、ありがとうございました。少し時間は空きますが、選手たちはまた課題を1つずつ改善して千葉大会に向かいます。皆さんの多くの声援が糧になったと選手も話しています。千葉大会でも応援よろしくお願いいたします!
◆坂本藍風(さかもと・あいか)1999年(平11)11月8日、東京都西東京市生まれ。小学生からテニスを始め、高校ではサッカー部のマネジャーを経験。現在は番組制作会社に勤務。現在日本バレーボール協会広報チーム撮影班として女子日本代表チームに帯同し、選手たちの日々の様子を撮影中。


