バスケットボール高校男子の開志国際(新潟)が10日、国際親善試合で光復高中(台湾)と対戦し93-77で勝った。エースでU18日本代表候補のPF高橋歩路(ある、2年)が復活をアピールした。3点シュート3本を含む14得点。4月に右肩を脱臼し6月の新潟県高校総体は不出場で、チームも4連覇を逃した。12月のウインターカップにつながる秋のシーズンを前に、ここからギアを上げていく

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華麗なフォームで放ったシュートが正確にリングを捉えた。「海外の選手の動きにはある程度慣れている。何回対戦してもいい経験なる」。この夏、日本国内で親善試合を重ねている光復高中は、台湾の全国4強クラス。攻守で発揮するフィジカルの強さが武器だ。それも気にはならない。U16、U18と年代別代表に名を連ねてきた経験が冷静さの土台にある。

4月に右肩を負傷し、7月28日に全体練習に合流したばかりで、こなした練習試合もまだ3試合ほど。サポーターをつけてプレーしているが、「もう大丈夫。違和感はない」。前日9日にも対戦し、第1クオーター(Q)に17得点。よりマークが厳しくなったこの日も1、3Qの出場で2ケタを奪った。「徐々に上がってきた」。富樫英樹監督(63)も及第点をつけた。

別メニューの間、U19ワールドカップ(W杯)の動画などを見てプレーを研究した。「大人と同じ。レベルが高い」と刺激を受けた。その成果もあり、実戦復帰まもなく、しかも海外勢相手に成績を残せた。「今後につながる試合になった」。視線の先には冬のウインターカップでの全国制覇を見据えている。【斎藤慎一郎】

◆高橋歩路(たかはし・ある)2008年(平20)7月7日生まれ、秋田県出身。十文字中ではU16日本代表として23年のU16アジア選手権に出場。開志国際に入学し、1年時から先発メンバー入り。24年、日・中・韓ジュニア交流協議会のU18日本代表入りした。187センチ。