スノーボード男子で22年北京五輪(オリンピック)ハーフパイプ金メダリストの平野歩夢(26=TOKIOインカラミ)が、2連覇が懸かる26年ミラノ・コルティナ五輪へ決意を新たにした。

21日、都内で小学生50人を対象としたイベントを実施。兄の英樹、弟の海祝らとともにスケートボード教室やトークセッションで子供たちと触れ合った。デモンストレーションでは空中で体を1回転半させる大技「540(ファイブフォーティー)」を成功。質問コーナーでは逆境の向き合い方などについて真摯(しんし)に答えるなど、終始穏やかな表情で交流を図り「少しでもみんなの夢の力になれるのがうれしい」と活力を得た様子だった。

頂点を目指す冬の祭典開幕までは、半年を切った。「前回よりも成長できたことを感じるのが目的。そのために、今何が必要か突き詰めて生活している」と引き締めた。

2024-25年シーズンは年間ランキングで3位に入るなどW杯で好成績を残したものの、優勝者が五輪代表に内定する3月の世界選手権は肋骨(ろっこつ)骨折で棄権するなど思うようにはいかなかった。それでも現在は「いい経験になったと切り替えている」と前向き。地元の新潟県村上市でトレーニングに励む。技は模索中というが、「あとはどこにピークを持っていくか。今まで自分がやってきたことを自分らしい形でオリンピックに出せたら」と意気込んでいた。【勝部晃多】