バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)のアルバルク東京(A東京)が本拠地として利用する「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」(東京・江東区)が10月3日に開業する。8月28日、メディア向け内覧会が開かれた。
場所はお台場エリアの青海にあり、バスケットボール利用時は約1万人、コンサートでは約8000人の収容を見込む。10月3日にA東京が昨季Bリーグ王者の宇都宮ブレックスを迎え撃つ開幕戦が最初の興行。10月11~12日には、Official髭男dismのライブが予定されている。
大きな特徴は観客席が楕円(だえん)形であるところだ。全ての席からコートが見やすく、コンサート時のステージを想定したU字型と異なる形を採用した。林邦彦社長は「1つはどうしても日本のスポーツ文化は『やる』というプレーヤーが中心。『見る』が二の次になっていた。(21年に)沖縄アリーナ(沖縄サントリーアリーナ)ができて、日本でも楽しめる文化を先導していただいた。『する』『見る』『支える』をバランス良くやるためには、観戦環境が大切。我々はスポーツの試合を中心とした会社。見ていただく方がいらっしゃらなければ、いくら選手がいい選手でも価値がなくなる。2時間ぐらいの競技の中で、より快適に見ていただける。それも席にずっと座っているのではなくて、いろいろなところを回遊しながら、いろいろな楽しみを享受できる場を提供したいと考えました」と思いを込めた。
スクリーンもコート上のビジョンだけでなく、観客席の上下二層にリボンビジョンを設置。ラウンジも個室とテラスを備えた空間、ロッカールームからコートに向かう選手が間近に見られる「プレーヤーズラウンジ」などが用意されている。
日本代表のテーブス海(26)は「日本一のバスケットのためのアリーナ。その分、選手としてはファンの皆さんに楽しんでもらうために、まずは試合に勝つ義務がある。頑張っていきたい」とキッパリ。ザック・バランスキー(32)は「開幕戦は前年チャンピオンの宇都宮ブレックスさんとの対戦。すごく面白い試合が見られると思うと同時に、トヨタアリーナ東京での初めての試合で、いいスタートが切れればいい。ファンの皆さんと一緒に、いいものを、1歩ずつ作っていけたら最高だと思います」と待ちわびた。【松本航】


