スノーボード女子でオリンピック(五輪)3大会連続出場を目指す岩渕麗楽(れいら、23=バートン)が、来年2月のミラノ・コルティナ五輪に向け金メダル獲得を目標に掲げた。
26日、都内で取材対応。18年平昌、22年北京と過去2大会でビッグエア(BA)4位と、あと1歩のところで表彰台を逃しており「ミラノの年はスノーボードを始めて20年目の節目。そこで金メダルを取りたい思いは過去2大会に比べてより強い」と誓った。
8月にはオーストラリア遠征を実施。来月中旬からスイスや中国でトレーニングを行い、本格的なシーズンに突入する。「技全体の完成度が結構いい感じにまとまってきた」と手応えを示した。
着実に前進してきた。今年3月にスイスで行われた世界選手権では、BAで銀、スロープスタイルで銅と初めてメダルを獲得。「今までの練習がちゃんと生きているって実感したし、自信につながった」と飛躍を遂げた。五輪を見据えて一番大きく成長した点は、「メンタルコントロールができるようになったこと」。16歳で初出場した平昌やコロナ禍の北京はモチベーションの保ち方に苦しんだが、「難しい状況を乗り越えたからこそ、自分のベストを尽くすための気持ちを作れるようになった」。以前は緊張は悪いことと考えていたが、どのように受け入れるかにフォーカスするようになったという。1カ月で本を3冊読むという勉強家は、「今までと一緒ではダメ。変えなきゃいけないと思った」と気持ちの強さを説いた。
12月に北京で行われるBAのワールドカップ(W杯)が直近のヤマ場。縦に3回転する大技トリプルアンダーフリップで着地失敗し、メダル獲得を逃した22年の五輪と同じ会場で、雪辱したい気持ちは「めっちゃある」と頂点をうかがう。来年の五輪本番へ、「そこで結果を出せたら自信につながると思う」と大きく弾みをつけるつもりだ。


