予選7位の福住仁嶺(にれい、29=NTT docomo business ROOKIE)が第5戦(5月・鈴鹿)以来の今季2勝目を挙げた。
セーフティーカー(SC)が入ったタイミングを見計らってピットインした作戦が的中した。2位には昨年王者の岩佐歩夢(24=TEAM MUGEN AUTOBACS)、3位には先週クラッシュのイゴール・オオムラ・フラガ(27=PONOS NAKAJIMA RACING)が入った。総合順位トップの太田格之進(27=DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は4位だった。
優勝した福住は「びっくりですね。ラッキーだけどチームみんなが戦略、ピット作業などを頑張ってくれたおかげです。ワンチーム、ワンチーム」とチーム一丸の勝利を強調した。
事故で29周目にコースに入ったSCがタイヤ交換を終えていない首位の福住を先導するはずが、3位ながらタイヤ交換を終えた実質首位のフラガの前に。福住はリードを広げてピットインし、首位でコースに復帰し51周を走りきった。「全力で勝ったぞという感じではないんですけど、岩佐選手を抑えきって優勝したのは誇りに思います」と言った。
先月28、29日、TGRハースF1チームのの旧車両を使ったマシンテストに参加した。F1に乗るのは初めて。「刺激になったし、新たなスタートが始まった」と言う。石浦宏明監督も「今回走り出したら車が遅く感じると言っていた。経験の1つ1つがよりチーム全体を強くし、仁嶺のパフォーマンスも上がる」とF1効果に言及した。
今季2勝目で総合順位も3位に浮上した。残る4戦。まだまだ諦めない。


