現在開催中の卓球アジア選手権の団体準々決勝に、世界ランキング1位の松島輝空(そら、19=フリー)が出場しなかった。男子は同3位の張本智和(23)らの活躍で準決勝へコマを進めたが、松島の状態が公表されていないこともあり、X(旧ツイッター)上では「松島は連戦回避、張本は2023アジア大会で怪我してても団体戦に出て当たり前?なんで張本ばかり損な役回りなの」「何で松島出さなかったん」「先ほどハリーのインタビューを見ましたが、ハリーも今日松島選手が出場しなかった理由を知らなかったようです。私たちファンへの説明はなくても構いません。せめて本人には直接説明するべきではないでしょうか」など、厳しい意見も見られる。
松島は、5日に発表された国際卓球連盟(ITTF)世界ランキングで日本人46年ぶりの1位に。日本人がトップとなるのは、1980年小野誠治以来で、21年に改定された現行の制度では日本人初の快挙だった。
松島は補欠だった24年パリオリンピック(五輪)後に台頭。世界ランクも25年3月まで30番台に位置していたが、4月以降に20番台へ上げると、11月に1桁台へ。7月にWTTツアー最上格のUSスマッシュ(米国)で日本人で初めてグランドスマッシュ制覇を果たし、世界ランクは3位にまで上昇した。
この間には25年から全日本選手権で連覇。4歳年上の張本智和を決勝で2年連続で破り、ダブルエースへと成長した。今秋の愛知・名古屋アジア大会では、団体で60年ぶりの金メダル獲得に貢献。松島は2-2の第5試合で温瑞博(中国)を下し、半世紀以上ぶりの快挙に導いていた。


