9月8日開幕のラグビーW杯フランス大会に向け、2大会連続で日本代表に名を連ねたWTBレメキ・ロマノラバ(34=NECグリーンロケッツ東葛)が家族のサポートを力に変える。
今年は代表戦出場ゼロながら、BKではSH以外をカバーできる万能ぶりを評価された。16日、東京・府中合宿の午前練習を終えると「ちゃんと大人になった。今までは『自分が強い』と思ったら、全部ランだった」と4年前と比較して笑わせた。
16年リオデジャネイロ五輪は7人制で4位入賞の原動力となり、キックも巧みに操る。19年W杯後は代表から離れる期間も長く、昨年は「さすがに終わりと思った」。それでも5月に閉幕したリーグワンでアピール。今月5日のフィジー戦後、2度目のW杯決定を家族に電話で報告すると、長男で11歳の一志(いし)くんが泣いて喜んだという。
現在はCTB、WTB、FBに入り、大会前最後のテストマッチとなる26日イタリア戦出場にも意欲満々。頼れる34歳は「子供4人で奥さんが一番大変。感謝しかない。試合に出られるなら(位置は)どこでもいい」と気合を入れた。【松本航】




