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  この病気になる理由
 

【第17回】

体質・遺伝・環境が発症原因

この病気になる理由

急速進行性糸球体腎炎(中)

 早ければ数週間のうちに腎臓機能が悪化する病気が、急速進行性糸球体腎炎(RPGN)。最近、増える傾向にあり、患者数から推計すると1万人に1人の割合で発症する危険性がある。40歳から60歳までに最も多く、男性の方が女性より若干多い。

 RPGNを起こす組織学的特徴は、血液をろ過する働きをしている糸球体の細胞が繊維・細胞化(半月体と呼ぶ)すること。糸球体の75%以上が半月体になってしまう。

 腎臓内科学の富野康日己・順大医学部教授によると「白血球の1つである好中球が活性酸素などを放出し、糸球体細胞に変化を起こしてしまうことが分かっています」という。

 免疫細胞である白血球は本来、異物と認識したものを攻撃するが、自分の組織を攻撃することもある。リウマチや膠原(こうげん)病など自己免疫疾患と呼ばれる病気は、同様な理由で起こる。「自己免疫疾患は体質・遺伝も関係しますが、それだけが近年増えている理由にはなりません。やはり大気汚染など環境要因もRPGNの発症に関係しているはず」と富野教授は推察している。

 免疫が関係しているだけに、RPGN治療には免疫抑制薬が使われる。その他、副腎皮質ホルモン(ステロイド)抗血小板薬、抗凝固薬による多剤併用療法が基本となり「早期治療ならば改善効果がみられることもあり、腎不全への移行は防げます」(富野教授)。

 なぜ好中球が自分の細胞を攻撃するのか、正確なメカニズムは今のところ分かっていない。「腎臓病は命取りにもなりかねない病気です。健診などで異常値が出たら甘く考えないで専門家の診断を受けるようにしてください」と富野教授は強調する。

【ジャーナリスト 小野隆司】

腎不全

 腎臓病の行き着く先は腎不全。病名ではなく機能低下の状態を指し、腎機能が正常時の10%以下になると透析治療が必要となる。現在、23万人ほどが透析治療を受けている。80年は約5万人だったので、この20年間で5倍近く増えた。慢性腎炎と糖尿病が腎不全の2大原因。
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