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  現代医学が明かす漢方の威力
 

【第17回】

排尿以外の症状も改善

現代医学が明かす漢方の威力

前立腺肥大症(1)

 このごろ、どうも尿の出が悪い、夜何度もトイレに起きる。そんな症状から年齢を感じる男性も多いはず。前立腺がんでも同じような症状が出るので要注意だが、多くは前立腺肥大症が原因だ。

 50歳をすぎると、7割ぐらいの人に前立腺肥大があるといわれ、一種の老化現象ともいえる。残尿がひどくなると手術も必要になるが、基本的には薬で治療できる人が多い。漢方薬もそのひとつに入る。

 西洋医学では、ホルモン剤で前立腺肥大を小さくすることも可能だが、ホルモン剤にはインポテンスや性欲減退などの副作用がある。救世軍ブース記念病院の石橋晃院長によると、「現在は西洋医学ではα1ブロッカーという交換神経を遮断する薬が中心です。こうした薬で副作用がある場合、あるいは十分な効果が得られないとき、患者さん自身が希望する場合も、漢方薬の適応になる」という。加えて、石橋院長が漢方の特性を生かせるというのが、種々の症状を抱える高齢者。

 α1ブロッカーは、肥大した前立腺を縮小させるのではなく、尿道の緊張を緩めて尿を出やすくする。これに対して、漢方薬はその人の体質(証)に合わせて選ばれ、体全体のバランスを調整して症状を改善するもの。前立腺肥大症には、八味地黄丸(はちみじおうがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)がよく使われる。これは、漢方的には「腎気剤」といって、成長や生殖など生命の根源的なエネルギーを高めると考えられている。

 具体的には、前立腺肥大に伴う排尿障害だけではなく、腰痛や足の関節の痛み、白内障の予防などにも効果がある。「尿の状態が良くなるだけではなく、足腰の痛みが良くなって正座できるようになったなど、他の症状まで良くなる人も多いのです。複数の症状を同時に治すことができるのも漢方の利点」と石橋院長。

 種々の症状が出てくる高齢者に漢方が向く理由のひとつも、ここにあるのだ。

【ジャーナリスト 祢津加奈子】

漢方薬の効果

 漢方薬は2週間服用して効果がなければ変えて様子をみることが多い。このとき「正直に効果を言うことが大事」と石橋院長。複数の症状のうちどれかひとつでも効果がある、あるいは効かなくても患者がのみやすいと感じた場合は、効いてくることが多いそうだ。
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