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  〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今
 

【第81回】

陽性・陰性の症状2種類

〜子どもたちが分からなくなった〜思春期外来は今

統合失調症(2)

 中学3年生のA君は、勉強も頑張り、バスケットボール部でも活躍する責任感が強い男の子だが、ここ数カ月、元気がなく、口数もめっきり減ってしまった。以前は好きだったテレビのスポーツ番組も見なくなり、周囲の出来事にも関心がなくなってしまった様子だ。成績も急に下がり始め、心配した両親が「何かあったの?」と尋ねても返答まで時間がかかる上、話が止まったり、被害的でチグハグになる。次第に学校も休みがちになり「ひきこもり」のような状態になっていった。

 「ひきこもり」と診断される子どもたちの中には統合失調症を発症していることもあるが、思春期の診断は難しいと多くの専門家が指摘する。「統合失調症で見られる症状は多彩ですが、大きく分けて、陽性症状と陰性症状があります。陰性症状は、ひきこもりに似ていますが、本人から『自分は監視されている気がする』といった非現実的で被害的な訴えがあれば、統合失調症の可能性も考えられます」と話すのは、たかぎクリニック(京都市)の高木俊介医師だ。

 【陽性症状】

 ▽物事に誤った意味付けをしたり、独創的な考えに基づく幻覚や妄想。

 ▽実際にはない声に話しかけられたりする幻聴。

 ▽まとまりのない行動や落ち着きのなさ。

 ▽混乱した思考とちぐはぐな会話。

 【陰性症状】

 ▽感情表現が乏しくなる。情緒や道徳観が低下する場合も。

 ▽会話の量や内容が乏しくなる。

 ▽仕事や学業への意欲の低下。

 ▽周囲に無関心になり閉じこもる。

 ▽気が散りやすく集中力もなくなる。  精神科への受診は抵抗があるものだが、「発病している場合には、幻覚や妄想に行動が影響されることで眠れなかったり、疲れて苦しんでいます。言動のおかしさなどを指摘するのではなく、夜眠れなくてつらい、不安だという苦しさを、親が受け止め、受診しやすいクリニックを訪ねてください。親だけでも保健所などに相談をすることもできます」とアドバイスする。

【ジャーナリスト 月崎時央】

◆統合失調症の治療

 急性期、慢性期を通じて薬物療法、状態に合わせて心理的にサポートする精神療法、作業療法やレクリエーション、生活技能訓練などのリハビリテーション療法が有効。
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