速報記事一覧へ スコア速報一覧へ スポーツカレンダーへ

nikkansports.com・ホームへ
共通ナビゲーションを飛ばす。ページメニューへ MLB | PDF号外 | プレゼント | 占い | 映像 | 新聞購読
0
googleの検索機能
nikkansports.com・ホームへ

click here!
社会TOP
健康連載
おくやみ
メーンメニュー
・ 野球 ・ サッカー
・ スポーツ ・ バトル
・ 競馬 ・ 芸能
・ 社会 ・ 釣り

地域情報
・ 北海道
・ 東北6県
・ 静岡
・ なにわWEB
・ 九州
ページトップへ
社会タイトル

  この病気にこの名医
 

【第39回】

改定ガイドラインで標準治療

この病気にこの名医

胃がん手術(中)

 日本胃癌学会から胃がん治療の「ガイドライン」が01年3月に発刊され、04年4月に改訂版が出された。この中で、いわゆる標準治療が示されている。

 「内視鏡的粘膜切除術」=がん病巣が直径2センチ以下の粘膜内がんでは口から内視鏡を入れて治療(切除)を行う。

 「縮小手術」=粘膜内がんでも内視鏡的粘膜切除術の適用にならないもの、また、それより一歩進んだ粘膜下層にがんが入っていてリンパ節転移のないケースには縮小手術が適用となる。開腹しない腹腔(ふくこう)鏡下手術、開腹部が小さい縮小手術、普通に開腹して行う縮小手術など。胃切除はおおむね3分の2以下で、多少のリンパ節郭清(かくせい=切除)が行われる。

 ここまでが早期がんのケースの適用手術−。では、進行がんになると−。

 「標準的胃切除術」=粘膜下層がんでも、リンパ節への転移が進んでいて縮小手術にならないケースから、胃壁の最も外側にまでがんが到達した漿膜(しょうまく)がんまでが対象になる。リンパ節郭清は、胃から少し離れたリンパ節(D2)まで行う。

 「手術は、それだけで根本治療を目的としているのです。だから、根治が期待できればさらに大きく切除することもあるのです」と言うのは、胃がん手術を得意とする市立堺病院(大阪府堺市)の古河洋院長(57)だ。「進行がんに対する手術で最も一般的なのは、胃を3分の2以上切除し、リンパ節をD2まで郭清する標準手術ですが、このリンパ節転移の状況が拡大手術へ進ませたりもすることがあります」。

 「拡大手術」=「がんの転移は、まず近くのリンパ節へ、さらにその先のリンパ節へと進みます。リンパ節転移がかなり先にまで(例えば大動脈周囲)行っていると、胃壁での深達度は浅くても拡大手術になってしまいます」。つまり、深達度的には早期胃がんであっても、リンパ節転移が遠くに及んでいると「高度進行胃がん」と判断されて手術不可能になる、つらいケースもあるという。

 ▼胃壁 胃の壁面は内側から「粘膜」「粘膜下層」「固有筋層」「漿膜下層」「漿膜」の5層に分かれている。がんの深達度はこの5層のどこまで達しているかを示している。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆胃がん外科の名医◆

 ▽東京都立駒込病院(文京区)消化器外科・荒井邦佳部長
 ▽神奈川県立がんセンター(横浜市旭区)外科・西蓮寺意勲副院長
 ▽静岡県立静岡がんセンター(静岡県長泉町)胃外科・腹膜播種科・高橋滋医長
 ▽新潟県立がんセンター新潟病院(新潟市)外科・梨本篤部長
前のページへ戻る このページの先頭へ
広告ガイド会社案内このサイトについて問い合わせ
  nikkansports.comに掲載の記事・写真・カット等の転載を禁じます。
  すべての著作権は日刊スポーツ新聞社に帰属します。
  
野球ページへ サッカーページへ スポーツページへ バトルページへ 競馬ページへ 芸能ページへ 社会ページへ 釣りページへ