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  この病気にこの名医
 

【第77回】

リンパ節転移なら縮小手術

この病気にこの名医

大腸がん(外科)(上)

 患者数が年々増加している大腸がんの切除術には、「内視鏡的切除術」「腹腔(ふくくう)鏡下切除術」「直腸に対する局所切除術」「開腹手術」などがある。

 大腸の壁は5層に分かれている。内側から2層目の粘膜下層にがん細胞が少し入っている「sm1がん」であれば、病巣が見つかり、内視鏡的切除を行えば、根治できたことになる。しかし「sm2がん」「sm3がん」になると、リンパ節に転移している危険があるので縮小手術が行われる。

 がんができた大腸の場所によって、腹腔鏡下手術や局所切除が予定される。「sm2がんやsm3がんは、リンパ節転移があったとしても近くのリンパへの転移がほとんどです。だから、縮小手術が選択されるのです」と言うのは、大腸がんの内視鏡、手術で知られる要町病院付属消化器がんセンター(東京・豊島区)の太田博俊センター長(61=前・癌研病院消化器外科副部長)である。

 縮小手術には直腸に対して行われる「経肛門式」「経仙骨式」、直腸以外の腹腔鏡下手術がある。直腸の腹腔鏡下手術は、まだ一部の施設でしか行われていない。

 腹腔鏡下手術は腹部に3〜4カ所、小さな孔(あな)を開け、モニターを見ながら術者はがん部分を切除する。そして、腹部を6センチ程度切開して、切除した部分を取り出す。「傷が小さいので回復が早いと思われがちですが、腸を吻合(ふんごう)するのに変わりはありません。だから、食事開始時期は開腹手術とそれほど有意の差はありません。ただし、傷が小さいだけQOL(生活の質)は良いかもしれません」。

 また、腹腔鏡下手術は高齢者に負担が少なくて良いともいわれるが−。「開腹手術の方が麻酔時間が短いので、高齢者には良いと思います。私どもは大腸切除後はどの部位でも器械吻合を行いますので縫合不全(傷が化膿すること)は皆無です」と太田センター長は言う。

 ▼腹腔鏡下手術のメリット、デメリット メリットは<1>腹部の傷あとが小さい<2>回復が早い<3>腸の動きが早い、など。デメリットは<1>手術時間が長い<2>ときに大量出血がある∧3∨電気メスで腸に孔があくことがある、など。

【ジャーナリスト 松井宏夫】

◆大腸がん(外科)の名医◆

 ▽社会保険中央病院(東京都新宿区)大腸肛門病センター大腸肛門外科・佐原力三郎部長
 ▽東京女子医科大学病院(東京都新宿区)一般外科・亀岡信悟教授
 ▽東邦大学医学部付属大森病院(東京都大田区)消化器センター消化器外科・寺本龍生教授
 ▽要町病院付属消化器がんセンター(東京都豊島区)太田博俊センター長
 ▽帝京大学医学部付属病院(東京都板橋区)外科・小平進教授
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