カーリング女子で日本のロコ・ソラーレ（世界ランク7位）は、立て続けの逆転劇で3連勝とし、3勝1敗。12日終了時点で1次リーグ2位タイにつける。
1日2試合が組まれる14日。午前の第5戦で戦うのは地元の中国（世界ランク9位）だ。3連敗で迎えた13日のスウェーデン戦では、18年平昌五輪金メダリストから大金星を挙げて、勢いを持って日中対決に向かってくる。
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リードの張麗君は「3連敗はあまり気にしてませんでした。それぞれの試合を楽しめもうとしてます。どこの相手と戦うとしても、自分たちのベストを尽くすことが一番ですね」とし、「みなさんの前でプレーできるのはとても幸せです。この雰囲気を楽しんでいます」と感謝した。この試合では中国のファンから大きな声援が飛んでいた。
「ジャーヨ（加油）！」。その声を聞いて、やはり中国の試合だと感じた。これまでも同国での国際大会を取材すれば、日本語で「頑張れ！」の大声援がこだまするのが常だった。コロナ禍での開催。組織委員会は、対策として歓声を上げないよう求める看板を設置してきたが、事実上の黙認状態になっている。特に、このスウェーデン戦では、音頭を取る人まで登場し、“いつもの”光景を思い出した。
日本はこれまでの4試合、大きな声援を感じながら試合はしていない。日中対決は一気に様相が変わる。繊細なアイスを読むための集中力が問われるカーリング。
「ジャーヨ！」に、どう対応するかも問われることになりそうだ。
