冬の北京オリンピック(五輪)は2022年2月4日に開幕する。会期は2月4日から20日まで。競技会場は3つのゾーンに分けられ、北京市ではスケート、カーリング、アイスホッケーなどの氷上競技を実施。そり競技とアルペンスキーは同市北部の延慶区、ノルディックスキーなどその他のスキー競技は北西に約160キロ離れた、世界遺産「万里の長城」に近い河北省張家口市が会場となる。

気になる雪競技の選考基準や、代表内定に向けたスケジュールは下記の通り。(12月15日時点)

スキー・ジャンプ

◆代表枠(最大)

男子5、女子4


◆選考基準

【男子】2022年1月6日W杯終了時の今季W杯ランキング上位5人


【女子】2022年1月15日W杯終了時の今季W杯ランキング上位4人


ただし、直近2シーズンの世界選手権とW杯、サマーGPで下記①~③の成績を収めた選手

①8位以内が1度以上

②10位以内が2度以上(2シーズン合計)

③20位以内が3度以上(2シーズン合計)


◆内定時期

男子は1月6日のW杯終了時

女子は1月15日のW杯終了時

スキー・ノルディック複合

◆代表枠(最大)

男子5


◆選考基準

2022年1月16日W杯終了時の今季W杯ランキング上位5人


ただし、直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①、②の成績を収めた選手

①8位以内が1度以上

②15位以内が2度以上(2シーズン合計)

※枠数に満たない場合は昨季のW杯個人総合上位


◆内定時期

1月16日のW杯終了時

スキー・アルペン

◆代表枠(暫定)

男子1、女子2


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①、②の成績を収めた選手

①8位以内が1度以上

②20位以内が2度以上(2シーズン合計)

※枠数に満たない場合は、今季のヨーロッパカップで10位以内に入るなど、基準を満たした選手


◆内定時期

1月中旬

スキー距離(クロスカントリー)

◆代表枠(暫定)

男子3、女子4


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①~③の成績を収めた選手

①10位以内が1度以上

②15位以内が2度以上(2シーズン合計)

③20位以内が3度以上(2シーズン合計)

または今季全日本選手権の優勝、2位の選手など、基準を満たした選手


◆内定時期

1月中旬

フリースタイルスキー・モーグル/エアリアル/ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア

◆代表枠(最大)

男女各4


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①~③の成績を収めた選手

①8位以内が1度以上

②10位以内が2度以上(2シーズン合計)

③12位以内が3度以上(2シーズン合計)


◆内定時期

1月中旬

フリースタイル・スキークロス

◆代表枠(最大)

男女各4


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①~③の成績を収めた選手

①4位以内が1度以上

②8位以内が2度以上(2シーズン合計)

③16位以内が3度以上(2シーズン合計)


◆内定時期

1月中旬

スノーボード・ハーフパイプ

◆代表枠(最大)

男女各4


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権、W杯で12位以内の成績を1度以上収めた選手。その中で直近2シーズンの世界選手権、W杯及び、2021年4月の全日本選手権のうち、成績上位2大会の合計ポイント上位選手


◆内定時期

1月中旬

スノーボード・アルペン

◆代表枠(最大)

男女各4


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①~③の成績を収めた選手

①8位以内が1度以上

②10位以内が2度以上(2シーズン合計)

③12位以内が3度以上(2シーズン合計)


◆内定時期

1月中旬

スノーボードクロス

◆代表枠(最大)

男女各4


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①~③の成績を収めた選手

①8位以内が1度以上

②12位以内が2度以上(2シーズン合計)

③16位以内が3度以上(2シーズン合計)


◆内定時期

1月中旬

スノーボード・スロープスタイル/ビッグエア

◆代表枠(最大)

男女各4


◆選考基準

直近2シーズンの世界選手権とW杯で、下記①~③の成績を収めた選手

①3位以内が1度以上(今季のみ)

②決勝進出者=男子12位以内/女子8位以内

③12位以内が1度以上


◆内定時期

1月中旬

バイアスロン

◆代表枠(最大)

男女各4


◆選考基準

直近2シーズンのW杯(1月16日まで)で得られた国別ポイントから出場枠数が決定。その枠数に応じてW杯の個人ランキング上位から選考


◆内定時期

1月16日のW杯終了時