初出場の小松原美里(29)、尊(30)の夫婦組(倉敷FSC)が本番会場で初めての練習に臨んだ。リズムダンス(RD)の曲をかけての通しでは、ダイナミックなリフトなどを披露。念入りに滑りを確認した。

1月30日に北京入りし、まずは日本初のメダル獲得の期待が懸かる団体戦で、開幕日の4日に行われるRDに向けて状態を上げていく。美里は「氷がすごくきれい。今まで滑ってきた中で、一番きれいな氷の質だと思いました」と振り返り、尊は「壁にオリンピックのロゴがあってワクワクした」と笑顔。大舞台への高揚感をにじませた。【松本航、木下淳】