五輪初出場の山本涼太(24=長野日野自動車)が108メートルの大ジャンプを披露し、133・0点で前半トップに立った。2位に38秒差で後半の距離(10キロ)に臨む。

首位に立った山本は逃げ切れるのか? 40秒差で3位のユリアン・シュミット、43秒差の4位ヨハネス・ルゼックのドイツ勢が怖そうだ。

前回の18年平昌五輪の個人ラージヒルでは、前半のジャンプでトップに立った渡部暁斗が、後半の距離で逆転を許し、5位になったレースが思い出される。

その時の表彰台は独占したのがドイツだった。黒いスキーウェアのドイツ3選手が、終始一団となって渡部を追い続け、最終盤に渡部を追い抜く展開に、ツイッター上ではアニメ「ガンダム」に登場するモビルスーツ・ドム3連隊になぞらえて「黒い三連星」と呼ばれ、大きな話題となった。

今回は当時のメンバー、エリック・フレンツェルが新型コロナウイルスの陽性で欠場しているが、「黒い三連星」ならぬ「黒い二連星」の反撃に対し、トップの山本はどういう滑走を見せるのか。注目の後半距離となりそうだ。