12日に行われる男子500メートルの前日練習が行われ、金メダル候補の新浜立也(25=高崎健康福祉大職)が取材に応じた。

「やりたいことの準備はしっかりできた。多くの競技がどんどん始まる中で、早くレースがしたい気持ちが強い」とあとはスタートラインに立つだけだ。

同種目の日本勢の金メダルは98年長野五輪の清水宏保以来、24年もの間取れていないが「24年間、金メダルを取れなかったのが現状としてあるので、それを達成できれば本当にいいですけど、あまりそこを考えないで、まずは自分のレースを楽しみたい」とリラックスを心がけた。

周囲が金メダルに期待する重圧はあるが「500メートルに関しては、金メダルを取りたくて取れるもんじゃない。それくらい1000分の1秒、100分の1秒の争いなので、狙ってとれるものではない。だから最初から勝負に行って、自分のレースをしたい」と語った。【三須一紀】