競技会場(3)建設整備費

 ◆1964年大会 総額は165億8800万円。国立競技場は拡充整備だったため11億7800万円。経費では新たに建設したものが高額で、国立屋内総合競技場(代々木第1、2体育館など)が31億1100万円、駒沢五輪公園が46億7300万円、日本武道館が22億1000万円だった。

 ◆2020年大会 当初の設備投資計画では新設費2635億円、既存設備の改良費98億円(大会組織委と非組織委合計)。しかしオリンピックスタジアムは当初1300億円と見込まれていたが、その後の試算で倍以上になる可能性が指摘。他の主な新設費用は水泳競技のオリンピックアクアティクスセンター321億円、セーリング競技の若洲オリンピックマリーナ92億円、大井ホッケー場25億円など。改良費では日本武道館39億円などが計上されている。(2014年8月13日東京本社版掲載)