パリオリンピック(五輪)陸上男子200メートル代表の飯塚翔太(33=ミズノ)が22日、羽田空港からパリへ出発前に取材に応じ、「楽しむ」をテーマに設定した。

「気づいたら4回目になっていた」という4大会連続の大舞台。「回数を重ねるたびに、走っていられることのありがたさをつくづく感じる」とかみしめる。

コンディションは「まあまあ。予定の6割くらい」としたが、目標は「自己ベスト(20秒11)更新。力を出し切りたい」と誓った。

レースでは「楽しみながらガムシャラに」。21歳で初出場したロンドン大会から12年。「ベテランになると動きにこだわりすぎて、見た目はきれいだけどスピードが出なくなる。必死さ、粗さを出す。ゴールして転ぶくらい」。33歳らしからぬ走りを見せる意気込みを示した。

レース以外でも楽しみなポイントは多い。「やっぱり食事。選手村のダイニング、どんな感じかな」と言えば「今回も段ボールベッドらしい。あれ、実は寝やすいんですよ」と重ねた。最後に「フランスでの試合があまりない。お客さんの雰囲気が国によって違ったりするので楽しみ」と笑った。