昨夏の世界選手権代表の山本有真(24=積水化学)が15分43秒67で17位となり、各組上位8人による決勝進出を逃したが、覚悟の“大逃げ”を見せた。

自己ベスト(15分16秒71)更新を目指し、序盤から先頭へ。「最初の1、2周をつくったら皆さんついてきてくれる」という予想だったというが、3000メートルまで1人旅となった。

その後は田中希実らに次々とかわされていった。「あっさり抜かされてしまったのは『うわ…』と思った」と力不足を感じたが、「すごく良い景色を見させてもらった。特別な舞台だと実感した」と初の五輪をかみしめた。

来年9月には東京で世界選手権(世界陸上)が開催される。「今さらですが、世界陸上では今回の経験を生かして、実力をつけていきたい」と見据えた。