初出場の坂井隆一郎(26=大阪ガス)は、10秒17で7組の5着となり予選で敗退した。

100メートルの自己ベストは日本歴代7位タイの10秒02の持ち主で、日本選手権2連覇中だった。

大阪・豊中市生まれで、大阪高、関大を経て大阪ガスに入社した26歳は「10秒0台、9秒台を狙っていたので、ちょっとタイム的には足りなかったというのはある。状態は本当によくて、レース自体も悪くなかった。やはり、まだ世界で通用する実力ではなかったのかなというのが、正直な感想」と悔しがった。

それでも、すがすがしい表情で「五輪は楽しみにしていた。気持ち的にも緊張より楽しみの方が大きくて、集中してレースに挑むことはできた。(400メートル)リレーは走れるかも分からないが、最高の状態で迎えたい」と、気持ちを切り替えていた。