【パリ7日=竹本穂乃加】今大会から追加された男女混合競歩リレー(42・195キロ)で、高橋和生(28=ADワークスグループ)と柳井綾音(20=立命館大)は2時間58分8秒で13位となった。
男女1人ずつで構成されるチームが、42・195キロを4区間に分け、男子→女子→男子→女子の順につなぐ競技。1度歩き終えると、約40分のインターバルがある。
メダル獲得を目標に掲げていた柳井は、1日に行われた女子20キロ競歩の出場を辞退。新種目に懸けて臨んだが目標に届かず「今の実力で言うと、20キロ競歩の出た後にこの種目に出るのは厳しいというのが現実。でも、今回絞ってもこの結果だったので、力をつけないと世界では戦えないと実感した」。メダルを持ち帰ることはできなかったが「このリレーに懸けて、全力を出し切れたことはよかった」とうなずいた。
柳井は、個人種目の出場を取りやめることについてSNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けたことを明かしていた。
「注目して見てくださるという面で、オリンピックのすごさを改めて感じた」と影響力の大きさを実感。マナー厳守を求める声明文を出すなどの対応を取った日本オリンピック委員会(JOC)に「あれ(声明文の発表)から嫌がらせがなくなったので、本当に助かった」とし、加えて「応援してくださる方が『頑張れ』っていうコメントをくださったので、感謝の気持ちでいっぱい」と話した。
優勝はマルティン、ペレス組(スペイン)で2時間50分31秒。日本勢トップの川野将虎、岡田久美子組は2時間55分40秒で8位だった。



