【パリ8日=佐藤成】10日に本番を控えるパリオリンピック(五輪)男子マラソン代表の大迫傑(33=ナイキ)らが、オンラインで取材に応じた。
レース直前の状態を問われ、大迫は「非常に順調にトレーニングができて問題ない。いつものレースと同じように自分の力を出し切るみたいなところを心がけて走れれば」と淡々と意気込んだ。
具体的な順位目標については「秘密」とし、「レースの中で、後悔がないようにしっかり出し切るということを考えている。精いっぱい8月10日の8時に良い気持ちでスタートラインに立つことが僕自身の目標です」と準備の重要性を強調した。
今回のパリは、過去の五輪マラソンコースと比較してもアップダウンの激しい難コースとされている。大迫は、現地で試走するよりは、傾斜と距離などから計算して自分なりの対策をしてきたという。
15キロから30キロまでは起伏があり、ラスト10キロが勝利のカギを握る展開になりそうだが、大迫はフラットな部分も含めて「柔軟性」をレースのポイントに挙げた。「大切なことは常にポジティブな選択をするということ。今回もそれができればいいなと思います」と持論を展開した。
マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)1位で代表を勝ち取った初出場の小山直城(28=Honda)は、「8位入賞」を目標に掲げた。米・ボルドーで高地トレーニングを積み、レベルアップをはかった。25年世界陸上東京大会の内定条件の1つを目指す戦いとなる。
MGC2位で、同じく五輪初出場の赤崎暁(26=九電工)は「緊張よりワクワクが強い」とレース前の思いを語った。坂対策を重点的に進めてきたといい「その成果をしっかり発揮できるように頑張りたい」と力を込めた。



