21年東京五輪銅メダルで世界ランク5位の「ワタガシペア」こと渡辺勇大(27)東野有紗(28)組(BIPROGY)が決勝進出を逃した。世界ランク1位の鄭思維、黄雅瓊組(中国)に0-2(14-21、15-21)でストレート負け。全種目を通じて日本勢初となる2大会連続メダル獲得を懸け、2日の3位決定戦へ臨む。

目に涙をためた東野は「金メダルを目指していたので悔しい気持ちでいっぱいです」と声を振り絞り、渡辺も「悔しいですね。強かったです」と完敗を認めた。

相手の強烈なスマッシュに屈した。第1ゲーム(G)でいきなり5連続失点し、主導権を握られた。「前で勝負して簡単に打たせないように」とプランを立てていたが、勢いのある高い攻撃に対応できず。39分で押し切られた。

決勝進出は逃したが、2大会連続メダル獲得のチャンスは残されている。渡辺は「もう1回(試合が)できる。もう1回戦えるのはありがたいこと。日本の方々もたくさん応援してくれている。思い切ってプレーしたい。勝ちたい気持ちはありますけど、諦めずにプレーしたい」と決意。東野も「前回同様、メダルを取るチャンスがまだある。コートに立てる幸せをかみしめてプレーしたい」と3位決定戦へ覚悟を口にした。