東京五輪代表の森ひかる(25=TOKIOインカラミ/金沢学院大ク)が6位入賞した。2回の試技の最高点で争う16人による予選は、2回目に55・150の高得点をマークして6位で通過。上位8人が進んだ決勝は54・740と得点を落とした。

19年の世界選手権を制して金メダル有力候補として臨んだ21年東京五輪では、地元開催の独特の重圧に苦しんで予選敗退。大会後は失意から「もうトランポリンを辞めよう」と競技から距離をおいた。アルバイトをするなど普通の大学生に戻った時期もあったが、ブランク期間中に「自分はトランポリンが好きなんだ」と気づき、22年に現役続行を表明。同年11月の世界選手権で3年ぶりの優勝を果たし、世界トップに復帰していた。

トランポリンが00年シドニー五輪で初めて採用されて以降、日本は男子は4位、女子は5位が最高。エースの森に日本勢初メダルが期待されたが、悲願は次回以降に持ち越された。

 

◆森(もり)ひかる 1999年(平11)7月7日、東京都足立区生まれ。4歳で競技を始める。11年世界選手権11・12歳の部で優勝、13年には全日本選手権を最年少14歳で制した。金沢学院高では総体で2年連続3冠。金沢学院大に進学後、18年アジア大会銀、同年世界選手権では個人5位、シンクロ金を獲得。19年世界選手権で優勝。21年東京五輪は予選落ちしたが、22年世界選手権で再び優勝した。159センチ。