パリオリンピック(五輪)に出場するビーチバレー女子の長谷川暁子(38=NTTコムウェア)石井美樹(34=湘南RIGASSOク)組が21日、羽田空港から現地へ向けて出発した。同競技日本勢初の表彰台入りを目指す本番へ、長谷川は「1日でも長く試合をしてメダルに食らい付いていけるように」、石井は「あきさん(長谷川)やスタッフ、応援してくださる皆さんとチーム一丸で戦うことが大切」と意気込みを語った。

各国・地域のチーム対抗戦の形式で6月に行われた五輪アジア3次予選(中国)で1位となり、08年北京大会以来16年ぶりに自力で五輪切符を獲得。世界の強豪に比べて平均身長は劣るが「全部のプレーを平均点以上できる」(長谷川)「コミュニケーションが取れる」(石井)とストロングポイントを挙げる。長谷川は「目標はメダルだが、そのためにも一戦一本が重要。そこにフォーカスしていきたい」ときっぱり。パリでも高い総合力とチームワークで、一戦必勝で勝ち上がっていく。

競技は27日にスタート。エッフェル塔のふもとに広がるシャン・ド・マルス公園に仮設されるエッフェル塔スタジアムで行われ、大盛り上がりとなるのは必至だ。石井は東京五輪に続き2大会連続出場も、有観客での五輪は初めてで「本当に楽しみ」と胸を高鳴らせた。最後は、2人で目を見合わせて笑顔。「準備は万全にできている。あとはコートで力を発揮するだけ」と力を込めた。