男子回転の日本のエース湯浅直樹(34=スポーツアルペンク)は1回目に52秒89の36位で、2回目に途中棄権に終わった。

 「何の力も出せなかった。(内視鏡手術を受けた)膝のせいではない。こういう形で終わってしまって本当に悔しい。もう1回挑戦したいという気持ちが強い」と話した。前回ソチ五輪も2回目途中棄権と不完全燃焼だった。W杯で表彰台に立った実力を持つ男は、またも本領を発揮しきれなかった。