吉田圭伸(31=自衛隊体育学校)がトップと8分59秒8差の2時間17分21秒9で23位に入った。

 69選手が一斉にスタート、長距離が得意な吉田は赤い帽子で集団の中盤につける。25キロ中間地点でトップと3分以上はなされ28位。その後追い上げラスト約1キロでは2人を追い抜く気迫の滑りを見せた。

 16日の男子15キロフリーは13位で「灰になるまで、ちりになるまで出し切りたい」と話していた。

 金メダルは2時間8分22秒1でイーボ・ニスカネン(フィンランド)、銀メダルに2時間8分40秒8のアレクサンドル・ボルシュノフ(OAR)、銅メダルは2時間10分59秒6でアンドレイ・ラルコフ(OAR)だった。