羽生結弦(23)宇野昌磨(20)が金メダル、銀メダルに輝いたフィギュアスケート男子フリーを生放送したNHK総合(2月17日午後0時15分)の関東地区の平均視聴率が33・9%(関西地区31・7%)と驚異的な高視聴率だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。06年トリノ五輪の荒川静香の金メダル(31・8%)を上回り、10年のバンクーバー五輪で銀メダルを獲得した浅田真央の女子フリー(36・3%)に迫る数字だった。瞬間最高視聴率は午後2時10分に46・0%を記録した。NHKによると、羽生の金と宇野の銀が確定し、その直後にコーチたちと肩を組んで喜び合う場面だった。

 また、前日16日にショートプログラムを放送したTBS系の番組(午前9時30分)は、関東地区の平均視聴率が13・2%(関西地区15・5%)だった。

 一方、18日に小平奈緒(31)がスピードスケート女子500メートルで金メダルに輝いた試合を生放送したTBS系の番組(午後8時)の関東地区の平均視聴率は21・4%(関西地区20・5%)だった。瞬間最高は午後9時34分に34・6%を記録した。競技が全て終了して小平の金メダルが確定した瞬間だった。