女子エースの宮原知子(19=関大)は自己ベスト更新のSP75・94点で4位発進となった。4大陸選手権で優勝の坂本花織(17=シスメックス)も自己ベスト更新し同73・18点で5位に入った。

 宮原は団体SPで回転不足となった3回転ルッツ-3回転トーループを華麗に決めた。後半の3回転ループも余裕もって着氷。リンクを大きく使いステップ。ダブルアクセルもきれいに決めた。演技は笑顔を見せて声援に応えた。

 宮原は「何とか大きなミスなく終われて、まだ緊張している感じだが、何とかフリーにつなげることが出来たので良かった。団体戦では、回転不足をとられてしまったので、次こそはと思って頑張って個人戦まで練習してきた。それをフリーでも出せるように頑張りたい。足が震えるほどではなかったが、緊張していて無駄な所で点を落としたりとか取りこぼしをしたくないと思い意識してスピンを回った。ここに来るために練習してきたので、自分の頑張りをおもいっきり出したいと思い滑った。フリーまで1日あるので気持ちを切り替えて、頑張ってきたことを見せれるようにしたい」と抱負を語った。