スポーツ仲裁裁判所(CAS)は17日、2014年ソチ冬季五輪のドーピング再検査に関わる国際オリンピック委員会(IOC)の処分を不服として提訴したロシア選手の聴取を22日に始めると発表した。

 IOCに違反を認定された42選手のうち、バイアスロンの3選手を除いた39選手が対象となる。五輪から永久追放となった選手は2月9日に開幕する平昌(ピョンチャン)五輪までの資格回復を求めており、CASは遅くとも同2日までに裁定を下すとしている。