平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)があす9日、いよいよ開幕する。過去の冬季五輪のテレビ中継では、多くの名言が生まれた。最大の注目は選手たちのパフォーマンスだが、テレビならではの実況、解説も楽しみたい。今回の平昌五輪では、どんな名言(迷言?)が飛び出すか。

<冬季五輪テレビ放送名言>

 ◆「いいですよ~」 94年リレハンメル五輪スピードスケート中継の解説者を務めた浜谷公宏氏が「○○さん、いいですよ~」と常に期待を持たせるコメントを連発した。「これは素晴らしいですよ」などと解説は常に前向き。必ずしもいい結果ばかりではなかったが、解説が話題になった。浜谷氏は平昌五輪に総務スタッフとして同行する。

 ◆「立ってくれ~」 98年長野五輪ジャンプ個人ラージヒル、原田雅彦の2本目。NHKの工藤三郎アナウンサーは「高いぞ、立て、立て、立て、立ってくれ~! 立った! ものすごいジャンプできました」と実況した。原田は1本目6位と出遅れたが、2本目に最長不倒の136メートルを飛んで銅メダルを獲得。

 ◆「トリノの女神」 06年トリノ五輪フィギュアスケート女子シングル。最終演技者スルツカヤの得点が発表され、荒川静香の金メダルが確定した瞬間、NHK刈屋富士雄アナウンサーは「トリノのオリンピックの女神は荒川静香にキスをしました。日本の荒川静香、金メダル。アジアの選手が初めて、冬のオリンピックフィギュアスケートの頂点に立ちました」と実況した。

 ◆「イエス! イエ~ス!」 10年バンクーバー五輪のカーリングで小林宏氏の解説が話題に。選手に対し好意的な解説が多く、日本選手がスーパーショットを決めると「イエ~ス!」を連発。カーリング愛があふれ、日本女子が英国に勝つと涙を浮かべた。この熱さが受け、小林氏のブログにはコメントが殺到した。16年2月に死去。

 ◆「これが浅田真央です」 14年ソチ五輪フィギュアスケート女子シングル。浅田真央はSP16位と出遅れた。しかし、フリーで感動的演技を披露。NHK鳥海貴樹アナウンサーは「これが浅田真央です。浅田真央のスケーティングです。6種類の3回転ジャンプ8つ、すべて成功。これができるんです。なんというすごい…スケーターでしょう」と実況。