世界反ドーピング機関(WADA)は8日の記者会見で、9日開幕の平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)の期間中に約2500件の尿と血液の検査を実施すると明らかにした。昨年4月からの大会前検査では約1万7000件を採取したという。

 ロシアの組織的なドーピング問題が影を落とす中、WADAのリーディー委員長は「選手が公平に戦える舞台を整えるための努力は尽くした」と強調。ドーピング撲滅に向けた課題として、現在3000万ドル(約32億9000万円)の年間予算を1・5倍にすることが必要と説き、各国政府の拠出金増額を訴えた。