平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)の選手村でフリースタイルスキー男子モーグルの西伸幸選手(32=マンマーノフーズ)が旭日旗を連想させるデザインの帽子を着用していたことを9日、明らかにし、謝罪した。
同日の予選終了後に「スイスで買った帽子で、悪いという認識はなかった。いろいろなところで迷惑をかけて申し訳ない」と述べた。
韓国紙、中央日報(電子版)の報道について、同選手が説明した。
同紙によると、国際オリンピック委員会(IOC)が公式インスタグラムで、選手村で過ごす選手の様子を伝えようと、他国の選手と談笑する日本選手の写真を掲載。この選手の黒い帽子に旭日旗に似たマークが入っていた。
日本オリンピック委員会(JOC)は、全日本スキー連盟を通じて西選手に「誤解を招く服装は慎むように」と注意した。