平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)に臨むスノーボード、スロープスタイルの日本代表が7日、平昌入り後初めて本番コースで練習した。表彰台の期待がかかる女子の鬼塚雅(星野リゾート)や16歳の岩渕麗楽(キララクエストク)らが約3時間、板の滑り具合などをチェックした。

 初めてのコース練習のため、鬼塚らは回転数の多い技は控えて着地の確認に終始した。冷え込みでコースの雪が硬く、ジャンプに臨む前のスピードの調整に苦心する選手も多く見られた。4度目の五輪となる藤森由香(アルビレックス新潟)や広野あさみ(TJR)、男子の国武大晃(STANCER)と大久保勇利(ムラサキスポーツ)も練習した。