スノーボード女子ビッグエア決勝は22日に行われる。出場する藤森由香(31=アルビレックス新潟)、岩渕麗楽(16=キララクエストク)、鬼塚雅(19=星野リゾート)は21日、公式練習で決勝で出す技の調整を行った。

 予選2位の藤森はフロントサイドダブルコーク900などを確認し、「予選で抜けをしっかりできるように調整した。私の持っている技の難易度はあまり高くないが、グラブを長く、飛距離と高さを出したい」と話した。

 予選3位で、冬季五輪の日本女子最年少メダルの期待も懸かる岩渕は、フロントサイドダブルコーク1080を2度テスト。ともに転倒したが「1本目から着地が見えていた。何だろう。割と余裕があったチャレンジだった。そんなに落ち込んでない」と笑った。

 予選7位通過の鬼塚は決勝のために磨いてきたバックサイドダブルコーク1080の感触を確認。「修正させないとだめ」と気を引き締めていた。

 決勝は当初の23日から、22日に前倒しになった。