3月1日号砲の東京マラソン有力選手会見が28日、都内で行われた。

日本記録2時間5分50秒を持つを持つ大迫傑(28=ナイキ)は目標タイムを「2時間??分??秒」とした。「いつも言うことは同じで、自分自身との戦いですし。気象条件やペースメーカーなどもあるが、なるべくトップ争いに絡む努力をしていく。それで『?』にしました」と説明した。

大迫は昨秋の「マラソン・グランドチャンピオンシップ(MGC)」で3位に入っており、現状では五輪代表3枠目の候補となっている。ただ今大会で大迫が持つ日本記録を上回る選手が出れば、その選手が3枠目の候補になる。

果報は寝て待て、の選択肢もあったが、大迫自身が敢然と打ってでた形だ。

大迫の日本記録を更新する選手が出なかった場合は、大迫が3人目の候補のまま。最後の選考対象レースとなるびわ湖毎日マラソン(3月8日)で日本新が出なければ、五輪代表に内定する。

なお日本記録を出した選手には、日本実業団連合から1億円のボーナスが出る。