昨秋の世界選手権6位の池田向希(21=東洋大)が1時間18分22秒で初優勝し、東京オリンピック(五輪)の代表に決まり「内定を獲得できて良かった」と喜んだ。

東洋大には選手兼マネジャーで入部。結果が出なければ、選手を続けられなくなる危機感の中、努力を重ね、見事に大舞台の切符をつかみ取った。現役東洋大生としてこの種目で3季連続での五輪出場となり、「伝統を受け継げて良かった」とうなずいた。

東洋大の同級生である川野将虎はすでに男子50キロ競歩で東京五輪代表に内定している。「(出場を)2人で決められて良かった」と笑顔を見せた。

モデルでタレントのみちょぱこと池田美優(21)は親戚で、池田のはとこにあたる。みちょぱはツイッターで「競歩20キロ!池田向希!オリンピック内定!!!再従兄弟がオリンピック選手ってすげえ!!」と興奮しながら祝福した。