日本陸連などは7日、国立競技場で9日に開催される東京オリンピック(五輪)のテスト大会の海外出場予定選手を発表した。

注目の男子100メートルには19年世界選手権銀メダルのジャスティン・ガトリン(米国)が名を連ねた。39歳になったが、先月に米フロリダ州で行われた2大会で9秒98を出すなど、まだ力は健在。また18年U20世界選手権覇者で10秒03の自己ベストを持つラル・ムハンマド・ゾーリ(20=インドネシア)もエントリーした。

男子走り高跳びには自己ベスト2メートル43で、19年世界選手権金メダルのムタズエサ・バルシム(カタール)、男子やり投げには86メートル64の記録を持つ黄士峰(29=台湾)も出場を予定している。

海外選手の出場に関しては「東京2020組織委員会において関係省庁と調整し、万全な防疫体制を条件に選手の入国に向けた各種手続きを進めました」としている。