男子の棒高跳びは竹川倖生(23=丸元産業)が5メートル70で優勝した。

今月1日に同じ長居での木南記念で出した5メートル65の自己記録を再び更新したものの、五輪参加標準記録の5メートル80には届かなかった。

5メートル60が並んだ2番手以降は江島雅紀(22=富士通)が2位、石川拓磨(23=東京海上日動)と山本聖途(29=トヨタ自動車)が3位だった。江島は世界ランキング34位、山本は31位。東京五輪には最終的に32位以内で出場できる。

山本は「5メートル80を出して優勝したかったけど、結果は3番。ランクはギリギリのところ。五輪に行けると信じて、選んでいただけると信じて、今日から準備したい」。江島は「子供のころのように昨日は眠れなかった。5メートル70を跳んで2位以上の目標で、結果は5メートル60の2位。ランキングは34位から33位まで上がったはずだけど、どうなるか」と語った。

日本記録(5メートル83)保持者の沢野大地(40=富士通)は5メートル30を跳んだ後、同40をクリアできなかった。