花言葉は「夢がかなう」-。ボクシングの東京オリンピック(五輪)アジア・オセアニア予選で代表内定を決めた男女3選手が13日、開催地のヨルダンから帰国した。12年ロンドン大会から採用された女子では、2人が準優勝を飾り、日本勢初の五輪内定を決めた。

小柄ながら踏み込みの速さと強烈なパンチ力で勝ち上がった女子フライ級の並木月海(21=自衛隊)は、成田空港の会見で質問が飛ぶと、「あるかなと思ってみんなで考えました」と少し恥ずかしそうに切り出した。「○○ジャパン」の候補はあるかと聞かれた時だった。

「女子は今まで五輪選手がいませんでした。存在しないものが存在するようになるという意味で青いバラ、『ブルーローズ・ジャパン』がいいなとなりました」と説明した。同フェザー級で内定を決めた入江聖奈(19=日体大)も「花言葉が『夢がかなう』ということで、金メダルを取りたい」と補足した。

感想を求められた男子はウエルター級の岡沢セオン(24=鹿児島県スポーツ協会)は「ブルーローズ、めっちゃいいと思います」と笑顔をみせ、「男子も話し合いました。『阿修羅(あしゅら)ジャパン』です。戦いの神なので」と手を広げてアピールした。

世界では新型コロナウイルスの影響が広がり、五輪の延期論も飛び交っている。岡沢は「受け入れがたい。どうなるかできる立場ではないし、あると思ってやります」と述べた。