フェンシングの東京オリンピック(五輪)日本代表候補が25日、決定した。新型コロナウイルス感染拡大による選考レース中断、国際ランキング凍結からの再開をへて、先月すべての選考対象大会が終了。この日の日本協会理事会で承認された。
「候補」となっているのは、国際連盟からの確定枠通達や日本オリンピック委員会(JOC)による選手団の正式認定を控えているため。正選手(自力獲得枠8、開催国枠8)とリザーブ選手(女子エペを除く団体戦5)の計21人が発表された。
うち女子フルーレ代表の4選手とコメント(原文まま)は以下の通り。
【女子フルーレ】
<正選手>
上野優佳(19=中大)
「今回、オリンピックの日本代表に選出されて本当にうれしく思います。オリンピックレース最終戦がコロナウイルスの影響で延期となり、モチベーションを維持する事が難しかったり、不安になる事もありましたが、オリンピックが中止ではなく延期となった事によりネガティブな気持ちからポジティブな気持ちに切り替えることができました。残り3カ月、後悔することの無い準備をし、メダル獲得を目指してオリンピックに望みたいと思っています。そして地元大分で応援してくれている人に、また、コロナ禍で暗くなっている日本の皆さんに、少しでも元気を届けたいと思います」
東晟良(21=日体大)
「まずは、オリンピックに出場することは小学生の時からの夢でそれがかなってすごくうれしいです。そして、姉の莉央と一緒にオリンピックに出場することができるなんて信じられないです。小さい頃からずっと一緒に練習をしてきたので、あのような大舞台で共に戦えることが素晴らしいことだと思います。そして、初めてのオリンピックが自国開催ですごく特別なオリンピックになりそうです。自分のためだけでなく、応援してくれる人たちのためにも戦い、本番では、悔いの残らないように全力を尽くし頑張ります。そして、出場するからには、メダルを目指して頑張ります。学校の友達は今まで遠征や大会前は応援してくれて、勝った時にはメッセージや声をかけてくれ、小・中・高校生の先生たちもフェンシングで活躍することをすごく応援をしてきてくれたので、まずはオリンピックに出場ができるという報告したいです。そして、大学生になるまでにフェンシングを教えてくれた先生や地元の和歌山で一緒に練習してきたみんなのためにも頑張りたいです。いつも応援してくれている地元の人たちへいい報告ができるように頑張ります」
東莉央(22=明治安田生命)
「妹と共にオリンピック出場が決まり、一番近くで支えてくれている家族へ良い報告を出来ることが本当にうれしいです。妹と一緒にオリンピックに出場したいという気持ちはありましたが、思うような結果を出すことが出来ていなかったのでオリンピックというのは自分の中では夢のような話しでしたが、2019年のワールドカップから以前より結果が出始めて夢だったものが目標へと変わりました。東京で開催されるオリンピックは特別なものになると思います。大会本番では一試合でも多く戦えるよう、全力を尽くせるようこれからさらに頑張ります。そして、オリンピックという大きな舞台で戦えることを楽しみたいと思います。自分たちが頑張ることによって地元和歌山でフェンシングを始める人が増えるきっかけになればいいなと思います。和歌山でずっと応援してくれている人たちや友達、フェンシングで関わった人たち皆さんにも良い報告を出来ることがうれしく思います」
<リザーブ>
辻すみれ(21=朝日大)
「オリンピックレースに入ってから個人では成績を残すことが出来ず最後まで自分の納得のいく試合は出来ずに終わってしまい不安が残っていました。しかし団体戦に関しては、自分の中で納得のいく試合が多かったので、そこだけを希望に選考の発表を待っていました。その結果、今回の東京オリンピックでは目標としていた個人戦への出場はかないませんでしたが、団体戦の4人目として選出され、ひとまず安心しました。私は他の日本代表の選手達と違い、普段から地元である岐阜を拠点に、所属先の朝日大学や地元のクラブチームであるはしまモアなどで練習しています。そのため普段から、部活の仲間やクラブの後輩達の他にも沢山の人達から身近に応援をもらっています。恩返しをするためにも、後輩達の身近にいる目標となるためにも、自分の中で一番力が発揮出来る所だと思っている団体戦で、メンバーの1人としてメダル獲得に貢献出来るように頑張ります」
【木下淳】


