国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)が今月の来日後、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの選手村(中央区)とメインスタジアムとなる国立競技場(新宿区)を視察することが7日、大会関係者への取材で分かった。
バッハ会長が完成したこれら施設を訪問するのは初めて。
新型コロナウイルス禍で大会を安全に開催するには選手村での感染防止対策が最重要課題となる。バッハ氏自ら現場を視察し、大会開催に向けた感染症対策について意見交換するとみられる。
菅義偉首相とも会談する予定で、あらためて東京五輪を開催する方針を全世界に向けて表明する予定。大会組織委員会の森喜朗会長、東京都の小池百合子知事とも会い、五輪開催に向けた意見を交わし合う予定だ。
IOCと国際パラリンピック委員会(IPC)は16日から大会の準備状況を話し合う会議を3日間実施する。バッハ氏もそれに参加し、18日に帰国する予定。
12日には政府、都、組織委による新型コロナ対策調整会議が開かれ、外国人観客の入国などが話し合われる。その結果を受け、組織委などと観客のあり方についても意見を交わす見込み。政府はチケットを保有する外国人に限り、来夏の東京大会時において入国を認める方向で検討している。


