サッカー男子日本代表の対戦国が決まった。日本はAグループに入り、初戦は南アフリカと戦う。同組にはその他メキシコ、フランスが入った。抽選後、オンライン取材に対応した森保一監督(52)は「厳しいグループ。ただ、グループリーグ突破が目標ではない。目標の金メダルに向けて戦う意味でも、どのグループ、どの対戦国でも緊張感は変わらない」と強い姿勢を示した。

各国の印象については「南アフリカは個人の能力が高いアフリカのチーム。その印象プラス、アフリカの予選をスカウティングしても、組織的に戦えるチームと認識している。メキシコは非常に試合の流れをつかみ取ることができる試合巧者。どういう展開でも対応できる個人の能力、経験値がある。五輪チームで対戦している。フランスは五輪ではないけど、直近の大きな大会。W杯ロシア大会で優勝した世界でもトップの選手が多くいるチーム。五輪はU-24ということで、年齢制限がありますが、世界のサッカーをスカウティングをしている時の印象として、五輪の年代の選手が世界のトップの大国に、たくさん輩出されていて、選手層が厚いという印象タレントぞろいのチーム」と現時点で、分析を話した。