日本水連は11日、東京五輪競泳日本代表33人を発表した。またコロナ禍などによる不測の事態に備えて、補欠選手も発表。

大会後の選考委員会が協議した上で男子背泳ぎ坂井聖人(25=セイコー)同バタフライ森本哲平(19=イトマン近大)女子個人メドレー清水咲子(28=ミキハウス)の3人が補欠選手に選ばれた。

日本水連は、補欠選手の選考について「地元開催である東京五輪2020・競泳競技のエントリーについて、万全を期すために代表選手がけがあるいはコロナ感染などにより、出場が困難になった場合に備えて、補欠選手を選考することとする。なお出場の可否の判断は選考委員会が行う」と説明。選考条件は「個人及びリレー種目の選考外となった最上位選手かつ日本水連が定めた派遣標準記録を突破している者」とした。

男子の坂井は200メートル背泳ぎで、森本は200メートルバタフライで、女子の清水は400メートル個人メドレーで派遣標準記録を突破していたが、3位となったことで、代表内定を逃していた。