国際テニス連盟(ITF)は15日(日本時間16日)、東京オリンピック(五輪)テニス競技の出場権がかかる世界ランキングを、これまでの6月7日付から同月14日付に、1週間遅らせることを発表した。

これは、直前に開催される予定の4大大会今季第2戦、全仏オープンが、新型コロナウイルスの感染拡大で、開催時期を1週間遅らせたためだとITFは理解を求めた。全仏は、当初、5月24日から6月6日での開催を予定していたが、1週間遅らせ、5月31日から6月13日の開催を公表していた。

東京五輪のテニス競技は、7月24日から8月1日まで有明テニスの森公園で開催予定。出場権は6月14日付のシングルス世界ランキングで、男女1カ国および地域最大各4人、計56人が選ばれる。男女ダブルスは、ペアのどちらかが同日付のダブルス世界ランキングでトップ10に入っていれば、自動的に出場権を得る。