【価値観】試合後の「ラーメン箕輪家」まで…ダルビッシュ有はなぜ発信をやめないのか

16日の準々決勝イタリア戦に向けて、侍ジャパンが14日から全体練習を再開しました。ダルビッシュ有投手(36=パドレス)は、休日だった13日に後輩投手陣と一緒にラーメン店「箕輪家」を訪れたことも話題になりました。全体練習後には記者会見に出席。大一番に臨む心境や、4年後への思い、チートデイなど…、会見でのインタビューをたっぷりお届けします。

プロ野球

◆ダルビッシュ有(ゆう)1986年(昭61)8月16日、大阪府生まれ。東北高から04年ドラフト1巡目で日本ハム入団。07年に15勝5敗で沢村賞。同年から5年連続防御率1点台を記録し、09年からは2年連続で最優秀防御率に輝いた。MVP2度。通算93勝38敗、防御率1・99。11年オフにメジャー移籍。レンジャーズ、ドジャースを経て18年からカブス。20年に最多勝。21年からパドレスに移籍し、23年から6年契約を結んだ。196センチ、100キロ。右投げ右打ち。

「次いつ帰ってくるのか分からないので」

――準々決勝進出から2日。選手の様子、自身の体の状態は

自分としては今日ブルペンで投げたんですけど、状態もだいぶ良くなってきて、いい1日だったかなと思います。他の選手たちは休み明けて、リラックスしてきたのかな。すっきりした表情の選手たちが多かったですね。

――次はイタリア戦。データなど、把握していることは

自分でも少しは見てますけども、今日からまたミーティングあると思うので、そこからより深く見ていきたいと思います。

――現段階でのイタリアの印象

全体的に、すごく調子がいい選手が多いと思います。チームとしてすごくまとまっている印象があります。

――一昨日の試合後「大谷を中心に負けないチーム」と言っていたが。大谷の与える影響は

投打ですごくインパクトのある選手なので、打席でもヒット打ったり、ホームラン打ったり、チームも盛り上がると思いますし。クラブハウスでもグラウンドでも中心になって選手とコミュニケーションとっているので、すごく大きいと思います。

――ダルビッシュ投手もラーメン屋に。経緯は

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